スーパーアドベンチャーゲームブック ゼビウス(抜粋) その3
Super Adventure Game Book XEXIOUS ( Excerpt ) Part 3
九六
ここは東の町のはずれだ。町を守るため、巨大な角を持つジェット機が、上空を旋回して監視している。やがてジェット機はきみの姿を見つけ、不審に思ったのか近づいてきた。
このジェット機は、有人機タルケンだ。ESPガンかESPライフルを持ち、サイコキネシス能力を持っていなければ戦うことはできない。
● タルケンと戦う。 二〇二へ進む。
● なにげないふりをして南のほうに帰って行く。 三九六へ進む。
● もし、テレポート能力があれば、体力ポイントを2へらして、九四、または一〇〇へ進むことができる。
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一〇三
ここは三十階、中古武器売場だ。顔色の悪い、やせ細った、気の弱そうな初老の男がハタキをかけている。
● 初老の男に話しかける。 二二〇へ進む。
● 店の中をぐるりと見回す。 三八六へ進む。
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一一〇
シオ・ナイトの手から紫色の稲妻がひらめき、彼女を撃った。たちまち、きみに寄りそう彼女の周囲に、やわらかな光を放つ力場が構成された。彼女の作り出したサイコ・バリアーだ。その力場は徐々に広がって、やがてきみをとり込むと、虹色に輝き始めた。
「なんとやさしい、そして気丈な娘じゃ。ESPエネルギー全部与えてしまっては、自分の身が危うかろうが、まあよい。わしが力を貸してやった。さあ、ふたり、力を合わせて戦うのじゃ」
ガンプの放つ青白い力場は、虹色のふわふわした力場に触れると、輝きを失ってしまった。シオ・ナイトの力を借りて展開された彼女のサイコ・バリアーは、一万四千年前のガンプの攻撃から地球を守った女性エスパー、ミサトその人のサイコ・バリアーに勝るとも劣らないほどに強力なものだった。ガンプとの戦いにおいて、ガンプのダメージポイントを3へらすことができる。また、老師の加勢により、きみの戦力を6ふやして、
● 九二へ進む。
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一一二
ドグラードは全身の力を込めて、きみに飛びかかってきた。きみはドグラードの攻撃をかわしざま、その腹に一発おみまいした。ドグラードは腹をひき裂かれてICやバネをまき散らし、地面に落下して、身動き一つしなくなった。ばらばらに分化したドグラードの、あたりに散らばった部品のなかに、鍵がひとつ見つかった。鍵を拾って調べてみる。へびの彫り込みがしてある、ごく普通の鍵だ。裏には ヴィオ ガウ という記号が彫り込んである。きみは、この鍵をしまい込んで、エレベータのほうに向かった。
● 二六三へ進む。
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一三四
きみは波打ちぎわまでやってきた。波間を漂っている物をよく見ると、黒光りしている玉だった。もっとよく調べるためには、泳いで近くまで寄って見なければならない。
きみは……
● 泳いでそばまで行く。 二〇四へ進む。
● 泳がずに北のほうへ戻る。 三五二へ進む。
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一四六
博士の顔がぱっと明るくなった。
「きみのくるのを待っていたのだ。見張りが厳しいのでくわしい話をしているひまがない。きみの手で、ぜひともガンプを倒してくれたまえ。これはバキュラの溶解液だ。ガンプのいる地下要塞は、わたしが発明したエネルギー集中度を高めた新素材バキュラでできているので、けっして破壊することはできない。ただ、この液ならバキュラを溶かすことができるのだ」
博士はそういうと、きみの手をしかっかと握り、赤い色をしたバキュラの溶解液が入った小さな試験管を渡してくれた。そして、机の上に載ったインターホンのスイッチを入れた。
「カーチャ、ちょっとこっちにきなさい。例のお人がみえたぞ」
しばらくして、研究室のほうからひとりの女の子が現れた。
「これは、わしの双子の娘のひとり、カーチャだ」
● きみはニーナに会ったことがある。 二五一へ進む。
● きみはニーナに会ったことがない。 三三六へ進む。
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